Patent attorney TAKASHIMA(弁理士 高島敏郎)
高島内外国際特許事務所

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  PATENT NEWS
特許ニュース
 特許庁が自民党経済産業部会に提示していた料金体系見直し案が、同部会により、18日了承されました。このことは、今通常国会に特許庁が提出している審査請求料等の料金改定案が、国会を通過する見通しになったことを示しています。ただ、施行の時期は、今年秋からややずれこみ、来年の4月1日になるようです。主な料金改定案は以下のとおり
@審査請求料の値上げ
特許庁に実体審査を請求する際に支払う審査請求料を、現行の2倍程度にしようとするものです。現行平均9万9500円程度の審査請求料が、 19万9000円程度になります。
A出願料の引き下げ
特許庁に出願する際に支払う料金が現行21000円から16000円に引き下げられます。
B特許料(年金)の引き下げ
特許権を維持するために特許庁に支払う料金(通称、年金)が引き下げられます。特許料(9年分)は35万6200円から16万6600円になります。
弁理士 高島の意見
 出願料の値下げや特許料の値下げは、中小企業や個人事業主にも歓迎すべき事項です。ただ、審査請求料の値上げはこれら中小企業の負担を増すものであり、容認すべきことではありません。審査請求料の値上げは、そもそも、実質的に利用されることのない特許出願まで審査請求をする大企業を中心とした特許出願及び審査請求の抑制にあります。中小企業には、無駄出願をする余裕などなく、そもそも無駄な出願などほとんど存在しないのですが、大企業をターゲットとした今回の改正によって中小企業の出願枠まで狭められることが懸念されます。そのため、我々弁理士会の会員は、この大幅値上げ反対を特許庁に訴えてきたのですが、受け容れられず、今国会提出となったことは残念です。
 特許庁は、中小企業等のため、審査請求料の減免猶予の適用枠を拡大するとしていますが、その要件が厳しく、実質的に適用は困難です。
 中小企業等の皆様におかれましては、まずは、現在出願中のものについては、来年4月1日までに審査請求をされることをお勧めいたします。また、来年4月1日以降に出願、審査請求をお考えの方には、年間5万円程度の積み立てをお勧めいたします。
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